毎年、人間の寿命が世界各国で伸びています。アンチエイジングはいろいろな視点から研究されえいます。生活習慣病予防医学はその基本です。
いつまでも健康で若々しく生きるには何に注意してどのようにすればよいかは、私たちの大きな関心ごとです。
昔から、腹八分目に医者いらず。食事のバランスの大切なこと。身土不二の法則。充分な睡眠時間。そしてストレスは健康を害することは言われてきました。
なぜ、食事のバランス・睡眠・ストレスが健康と関連してくるのでしょうか。
私の長年の臨床体験から言えるのですが、代謝産毒(=老廃物)の問題はとても大きいです。
体内に取り込んだ食物で脂質が活性酸素によって酸化すると、過酸化脂質という猛毒の物質になります。
これでは身体にとって不利となるわけでして、カプセル状に閉じ込めることで、主に脳内に蓄積されます。たとえばβアミロイドのような老化物質です。
皆様は、レム睡眠の話を聞いたことがあると思いますが、このとき脳は活動しているが、体はグッスリ眠っているのです。
脳は夢を見ているのだから、夢は過去・現在・未来の自分でして、このとき、蓄積していた代謝毒素は体外に盛んに放出されています。
身体が休息しているのだから、脳は懸命に活動出来るのです。
生命を維持するために。
言わば、睡眠中は蓄積した邪気を発散しているのですが、上手な睡眠は寝覚めをよくすることになります。
日常の生活で、物凄くファイトや気力が湧くことがあるでしょう。
そんなとき、全身から代謝毒素が猛烈に発散していることを、気の診断で確認しています。
いつまでも元気で若々しくあるためには、代謝産毒の発散と睡眠の問題は、とても大きいと感じています。