自分をもっと知ろう

自分の感じ方にこだわると、その感じ方をおびやかす力に対して拒絶的な意思が出るものです。
わたしの考え方はこうで、あなたは間違いではないのか・・。
何かを否定すると、自由がなくなります。

何かに向かって否定的な意識をふりむけると、それがそのまま自分のなかの知覚神経の、おなじ役割に該当する機能を妨害します。

もしも誰かが自分のことを批判したりうわさを聞いたとき、気分が悪くなります。
こんなとき、トリックに引っかかって、自分まで同じにしてはならないです。
そんなとき、なだめ・すかすことです。

私たちはなじんでいるものに対しては好意的で、なじんでいない力に対しては批判的であり、
それを悪いものととらえることがあり、自分の中でその部分に親和力の浸透をはかると、一挙に解放されるものです。
受け入れて理解することは、とても重要なことです。

同一化と対立です。

自分と違う考えの人だと考えれば力は分割される。
一方が右を向けば、一方は左を向く。
男性は女性を見ると自分の男性であることを意識しますが、全体が見えなくなります。
力が相対化されるので、興味を持てば持つほど相手の動きが見えなくなるものです。