快眠で多くのことが変わる。
夜、なかなか寝付けない、朝方になると目が覚めてしまい、再び寝ようとしてもなかなか眠れない。
睡眠障害は、大変辛いものがありますよね。
人が日中に活動し夜になると眠くなるのは、松果体から分泌されるメラトニンの作用によると言われています。
メラトニンの分泌は、光を浴びることで抑制され、夜になると増加するので、現代生活でスマホやテレビや読書、それに街中や室内で光を浴びる機会が多くなった私たちの体内リズは、どうしても狂いがちになってしまいます。

そこで、私が寝る前に毎日実行している快眠法をご紹介します。

仰向けになって片足を30度くらい持ち上げ、ストンと落とすだけです。
膝は伸ばしたまま急速に脱力することで、床に踵(かかと)を打ち付けるわけです。
左右の足を、交合に行ないます。
そうですね、回数は数回程度でよいでしょうか。
すると、全身が緩んでくるのが分かると思います。
床は硬くもなく柔らかくもなく、畳か絨毯くらいの硬さでないと、効果はないです。

この理屈は、踵は全体重を支える骨ですからズレやすいのです。
踵を打ち付けるときの心地よい刺激によって踵骨のズレが調整されると、背骨や頭蓋骨まで整いますから、体が緩んでくるわけです。
あとは、反射作用があります。

踵が刺激されると人の意識はどうしても足に向かいますので、考え事や頭のモヤモヤ感は薄らいでいきます。
そのまま、眠りについて下さい。