来院される患者さんで、不眠症で困っておられる方は多いです。
医学では、脳から分泌される睡眠ホルモンであるメラトニンやセロトニンの働きの低下が、睡眠の質に関連していると言われています。

不眠症には、2つのパターンがありまして、寝ようとしてもなかなか寝付けない。
朝方になると、何度も目が覚めてしまって、寝ようとしても寝付けない。

昔は、不眠症で悩む方は少なかったです。
仕事でのストレスやテレビやパソコン、スマホなどの普及で私たちの生活環境は、激変しています。
そうは言っても、生活のパターンを変えることは、なかなか困難であるのは現実ですよね。

私の臨床体験では、睡眠をコントロールしている松果体や、右脳の睡眠に関連している部位の調整をすることで睡眠導入剤のお薬は必要なくなり、不眠症は改善しています。

人間には、環境や生活に適応する本来の働きがありますので、いかに自然回復力を引き出すかが、とても大切なことです。