アンチエイジングとは、老化や加齢による病気予防のことです。
健康な身体と精神を保っていくためには、どのように、そして何をすればよいかとのテーマが医学界では話題になっています。
いつまでも若々しい体を保つには、どうすればよいでしょうか。
私の長年の臨床体験から言えることは、病気や老化のとても大きな原因はストレスにあるでしょうね。
肝臓・腎臓・心臓など、生命を維持するための重要な臓器や器官をコントロールしている中枢は脳にあります。


一方、人の心や感情の働きは、脳にあることは医学で分かっていま
す。
例えば、不快なことや嫌なことがあると食欲が低下したり、緊張したり恐れを感じると、動悸がしたり手が震えることもあります。
心が不安定になれば、即身体に反応がでます。
これって、逆に考えたら、気持ちが平安で平静で穏やかであれば、身体も穏やかで自律性を維持できると言うことなんです。

以下は、知人の病院の整形外科の先生との話しです。
毎日多くの患者さんが慢性的に腰の痛みで、病院にやってきます。
MRIやレントゲンの検査でも、特に異常は見当たらないと言う。
そんな患者さんの85%方の腰痛は、ストレスが原因であるとのことでした。
その理由は、痛みは身体にとって不利となるのだから痛みを緩和するために、脳からはドーパミンやエンドルフィンなどの痛みを緩和するためのホルモンが放出されます。
だけど、ストレスがあると、ホルモンや神経伝達物質の放出が困難になるとのこと。
過度のストレスが、痛みや不快な症状を引き起こしていることになります。
痛みや不快な症状を根本的に解決するには、日頃のストレスをいかにして解消するかです。
私のところでは、お話をお聞きしているうちに、自然と心と体の軽くなっていくことを、体験いただけると思います。